英国ファッション・アワードの
「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を
2年連続で受賞するなど、
国際的にも高い評価を得ている
ファッション・デザイナーで、
アーティストのHussein Chalayanが、
明日、4月3日から東京現代美術館にて、
日本初となる個展を開催。内覧会に行ってきました。
Hussein Chalayan(フセイン・チャラヤン)は、
北キプロス・トルコ共和国生まれ。
現在、英国在住。1994年のデビュー以来、
ファッションとアートの二つの領域を横断的に活動する
クリエイターとして活躍しています。
私が展覧会を観て強く印象に残ったのが、
未来のロンドンからイスタンブールに旅をする
『Place to Passage 場から旅へ(2003)』や
『Anaesthetics (2004)』といった映像作品。
2007年の初夏コレクション
『hussein chalayan One hundred and eleven』は、
とりわけ驚きの仕掛けが隠された後半の展開が興味深い。
このコレクションの映像は、Hussein Chalayanの
ホームページでも観ることができます。
内覧会では、友人のエレーヌと、
来日したばかりのティトゥアン・ラマズー氏
(アーティストで、現在、行幸地下ギャラリーと
日本経済新聞社東京本社2階の「SPACE NIO」で、
「地球に生きる女性たち」展を開催中)
とばったり出逢ったり…。
刺激的な展覧会なのでお勧めです。
《慣性》2009春夏 photo Chris Moore
【Information】
「Hussein Chalayan from fashion and back
「Hussein Chalayan from fashion and back
フセイン・チャラヤン ファッションにはじまり、
そしてファッションへ戻る旅」
会期:2010年4月3日(土)〜6月20日(日)
休館日:月曜日(5月3日は開館、5月6日は休館)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2F
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)