伊豆ユリ |
数週間前から《伊豆ユリ》と呼ばれる
気品あるとても美しい野生のユリが庭で花開いています。
このユリは、面白いことに、
ユリによくあるドットが花びらになくて真っ白。
同じ伊豆諸島原産の《サクユリ》の特徴にも似てますが、
葉がヤシのように、かたまって成長しているので、
《サクユリ》とも少し違う。
やはり《伊豆ユリ》は《伊豆ユリ》ですね。
花が大きすぎて倒れそうなので、
支え棒を立ててあげました。
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ちょうど1ヶ月前には、
《ヤマユリ》が大きなを咲かせくれて、
豪奢な風貌と、ウットリするような甘い香りで、
庭に華やぎをもたらせてくれました。
ヤマユリ |
前述の《伊豆ユリ》よりさらに大型!
立派な風貌からすると、
数年前から同じ場所で育っていたらしい。
《ヤマユリ》って、
こんなにも大きな花が咲くのですね。
カサブランカの先祖!? ヤマユリ |
以前から欲しかった《ヤマユリ》が、
庭にあること自体も驚きでした。
さらにはこれまで存在を知らなかった
《伊豆ユリ》までが、こんなに身近に…。
神様からのステキなプレゼント♡
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《伊豆ユリ》も《ヤマユリ》も、
どちらも日本固有種。
優雅で上品で見ているだけで心が和みますね。
伊豆ユリ |
明治時代にはかなりの量がヨーロッパに輸出されていて、
品種改良されたもののひとつが《カサブランカ》なんだとか。
パリに暮らしていた時代から、
とても好きな花で、いただいたり、差し上げたり…。
《カサブランカ》のルーツが日本とは意外でした。
伊豆で過ごした夏休みは「和の発見」の連続。
そのひとつが、古来より野山に自生するユリの“美”。
大切にしていきたいです。
伊豆ユリ |