2009-06-25

銀座マルシェ 2009 その1

フランス、パリで暮らしていた頃は、
マルシェによく通ったものです。
とりわけパリのイエナと、ラスパイユの
ビオ(バイオダイナミック農法=オーガニック
のマルシェは、近くに住んでいたこともあって
生活になくてはならない存在でした。

東京・銀座に住まいを移してからは、
築地まで足を伸ばすしかない。
ところが、ついに銀座の中心地にも! 
シャネル銀座ビルディングの最上階に、
1日限りのマルシェが登場すると聞き、
ワクワクした気持ちで出かけてみました。

朝、10時半。すでにかなりの賑わい。
野菜、魚、魚介類、食肉、ハーブ、
フロマージュ、酢、ワインなど、
十数軒のお店がセンスよく配置され、
フランスのマルシェにいるような気分。
さらにウニ、真鯛、豚、牛、野菜など、
新鮮な食材のテイスティングもあって
五感も心も胃袋も満たされました。
それにしても日本の生産者の皆さんの頑張りは頼もしい。
とりわけ日本で育てられているトマトは驚きの多彩さ。












このイベントは
「ベージュ アラン・
デュカス東京」が5周年を迎えるに
あたって、これまでレストランを支えてきた
食材関係者のお披露目も兼ねているとのこと。
アラン・デュカス氏の案内で、
シャネルのコラス社長、在日フランス大使夫妻も、
一軒ずつ丁寧にまわって、食材に触れたり、味わったり…。

この日のディナーは「ベージュ アラン・デュカス東京」で、
マルシェの素材を生かしたお料理を堪能しました。
パテ、トマト、ウニ、真鯛、短角牛、ハーブのサラダ…。
朝、マルシェでテイスティングした素材を、
洗練されたお料理として味わう。
なんと贅沢な企画でしょう! 
おかげで「日本の食材」について
深く考えさせられる一日となりました。 
 Merci Alain Ducasse !

【DINER du 25 juin 2009】
* パテ・ドゥ・カンパーニュ
* 岩手県 雲丹 (殻の中に蟹)
* さまざまなトマト、ジロール茸、パルメザンチーズ
* 鹿児島県 阿久根の真鯛、北海道のアスパラガス
* プレミアム短角牛、トキワ養鶏のコメタマ、
     青森県 ハーブサラダ、飯尾醸造のヴィネガー
* 山梨県 日川 桃 白鳳



































































東京都中央区銀座3-5-3
シャネル銀座ビルディング10F
TEL 03-5159-5500
http://www.beige-tokyo.com

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