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2011-10-22

プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影

Clothed Maja 1800-07

ゴヤが描いたショコラティエール

「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」
(国立西洋美術館、東京・上野公園内)
の内覧会に行ってきました。

注目はもちろん、
40年ぶりの日本公開となる
《着衣のマハ》(写真上)ですが、
ショコラ愛好家には見逃せないのが
《マドリードの祭り》(写真下)
ゴヤがショコラティエールを描いているのをご存知でしょうか?
この絵には古いショコラティエールが描かれているんです。

La Feria de Madrid 1778-79,
Madrid, Museo Nacional del Prado

マドリッドの裕福な階級の人々は、
自宅をフランス流に調度するため、不要になった古い品々は、
このような古物市で処分していたのだそう。
古物屋の主人が、地面に並べたショコラティエールを
お客に示しているのがわかりますか?

Fair at Madrid

ちょっと変わった鑑賞方法かもしれませんが、
機会があったら《マドリードの祭り》に描かれた
ショコラティエールも、是非ご覧くださいね。


この展覧会では《着衣のマハ》をはじめとする
油彩、素描、版画、書簡など、プラド美術館からの72点、
さらに国立西洋美術館などが所蔵する版画51点を加えた
計123点を通して、激動の時代をたくましく生き抜いた
ゴヤの独創的な芸術世界が紹介されています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【展覧会コラボショコラ】

展覧会出口のショップで、スペインのショコラテリア
「カカオサンパカ」のゴヤ展オリジナル限定ショコラを発見 ↓

・バッグ型チョコレートアソート「ボルソ」2種類 各 ¥1280
・板チョコレート「ラジョラス」2種類  各 ¥1260
・オレンジのマシュマロカカオ2個セット
「マシュマロカカオナランハ」 ¥450

さらに、
ゴヤが描いたショコラティエールを鑑賞して、
ホットチョコレートが飲みたくなっても大丈夫なように、
かどうかは、定かではありませんが…、

国立西洋美術館内のカフェレストラン「すいれん」では、
ゴヤ展の会期中の限定メニューとして、
「カカオサンパカ」のチョコレートを使用した
「ホットチョコレート ¥650」も味わえるのだとか♡



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【展覧会情報】

プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影

場所:国立西洋美術館
東京都台東区上野公園7-7
会期:2011年10月22日 〜 2012年1月29日 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【おいしい絵】
♦ レンブラントの『パンケーキを焼く女』は、こちらから ⇒
♦ 世界で愛されるメアリー・ブレアの作品展は、こちらから ⇒

【関連記事】
♦ カカオサンパカ《マシュマロカカオ》は、こちらから ⇒
♦ 三菱一号館美術館の内覧会は、こちらから ⇒

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2011-04-02

【PARIS】パリのお気に入りの本屋さん


サン・ジェルマン・デ・プレには、
私がパリ暮らしをしていたときからのお気に入りの本屋さん、
レキューム・デ・パージュ(l'écume des pages)がある。

パリに滞在しているときは、
つい立ち寄ってしまうのだけど、
ここで面白そうな本を見つけて購入!

『La Fabuleuse Histoire des légumes
 (野菜たちのすばらしい歴史)』というタイトル通り、
いろいろな野菜の歴史が綴られている。

エッフェル塔のノートも可愛いので購入。
こうして、いつも帰国の途につく頃には、
スーツケースにおさまらないほどになってしまう…。

この本屋さん、オススメです。
カフェ・ドゥ・マゴの隣にあるので、
見つけやすいですよ♡

2010-04-02

Hussein Chalayan フセイン チャラヤン
@東京都現代美術館


英国ファッション・アワードの
「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を
2年連続で受賞するなど、
国際的にも高い評価を得ている
ファッション・デザイナーで、
アーティストのHussein Chalayanが、
明日、4月3日から東京現代美術館にて、
日本初となる個展を開催。内覧会に行ってきました。

Hussein Chalayan(フセイン・チャラヤン)は、
北キプロス・トルコ共和国生まれ。
現在、英国在住。1994年のデビュー以来、
ファッションとアートの二つの領域を横断的に活動する
クリエイターとして活躍しています。

私が展覧会を観て強く印象に残ったのが、
未来のロンドンからイスタンブールに旅をする
Place to Passage 場から旅へ(2003)』や
Anaesthetics (2004)』といった映像作品。

2007年の初夏コレクション
hussein chalayan One hundred and eleven』は、
とりわけ驚きの仕掛けが隠された後半の展開が興味深い。
このコレクションの映像は、Hussein Chalayan
ホームページでも観ることができます。

内覧会では、友人のエレーヌと、
来日したばかりのティトゥアン・ラマズー氏
(アーティストで、現在、行幸地下ギャラリーと
日本経済新聞社東京本社2階の「SPACE NIO」で、
「地球に生きる女性たち」展を開催中)
とばったり出逢ったり…。

刺激的な展覧会なのでお勧めです。

《慣性》2009春夏 photo Chris Moore

Information
Hussein Chalayan from fashion and back
 フセイン・チャラヤン ファッションにはじまり、
     そしてファッションへ戻る旅」

会期:201043日(土)〜620日(日)
 
休館日:月曜日(53日は開館、56日は休館)
 
会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2F
 
開館時間:10:0018:00(入場は閉館の30分前まで)




2009-06-28

Shizuoka春の芸術祭2009



静岡で毎年演劇祭が行われているって
ご存知でしたか?

昨年、伊豆に別荘を持って以来、
自然と静岡の演劇祭にも
興味を抱くようになりました。
そしたら空から降ってきました。
東京からの送迎付き鑑賞券が。
当選だそうです。

2009-06-26

三菱一号館美術館の内覧会


2010年4月にオープン予定(今から約10ヶ月後)
「三菱一号館美術館」を訪ねてきました。


「三菱一号館美術館」の建物は、1894年、
丸の内に初めて誕生したオフィスビル
「旧三菱一号館」が前身です。

クイーン・アン様式を用いた赤煉瓦の建物で、
鹿鳴館を設計したことで知られる英国人建築家
ジョサイア・コンドル(1852–1920)が手がけました。
1968年に解体されて消滅していたのが、
当時の設計図面や保管部材を使用するなど忠実に復元されて、
ついに現代によみがえることになったのです。











内覧会では復元の様子をビデオで拝見して、
想像以上の大変さに驚いてしまいました。

約230万個の手づくり赤煉瓦は
中国・長興で焼き上げられて、
日本全国から集まった職人によって
一つひとつ積み上げられたとか、
装飾石は当時と同じ安山岩が採掘不可となり、
近似した徳島県の江特石を切り出し、
それを中国に運んで加工…。
二年以上に渡り、あらゆる部分に伝統的な職人技を
注ぎ込んだという行程は凄まじくパワフルです。

資材や加工の一部を中国に委ねたのは、
当時のように代々継承されてきた煉瓦造りや、
天然石の加工が、今の日本でできないから。
ところが中国でさえも、
今回のように大規模な受注は
最後になる可能性が高いらしい。
もし再び解体なんてことになったら、
二度と復元できないかもしれない。
それを知ると今回の復元ストーリーは
ことさら意味がある気がします。

三菱一号館美術館の館長の案内で地上階、
そして地上階からエレベーターで最上階まで上がり、
一筆文字を書くように階段で降りてくるというルートは
全体像を把握するのにかなりわかりやすかった。

最上階は、広々としたパリのアパルトマンの如し。
大きな窓と暖炉が魅力的です。
でも、これから部屋を美術館仕様にすると、
展示用の壁面の裏にすべてが隠れてしまうとのこと。
どの部屋でも目を引くシックな暖炉が
すべて壁の裏に隠れてしまうのは残念。
ただ一部はこの状態のままで残すことを検討中とのことなので、
開館してもで窓や暖炉が見られる部屋が残るかもしれません。
(結局、暖炉は展示スペースに残ることになったのですね! 2010年4月5日追記)

館長の高橋さんは国立西洋美術館で
学芸課長として活躍されていた方。
文部省在外研究員としてパリのオルセー美術館開館準備室に
2年在籍した経歴も持つ19世紀美術の専門家です。
パリで一緒にお食事をしたことがありますが、
いい意味でとてもフランス的な方です。

その高橋館長がキューレターを務める開会記念展は、
「マネとモダン・パリ」の予定。今から楽しみです。